西新宿ヤンキースニュースレター 2004年8月 HOMEへ


8月です。8月は練習試合、新子連大会、YYカップ番外編が行われました。8月といえば第86回全国高校野球選手権大会も行われました。因みに甲子園球場は今年で満80歳を迎えました。
やはり応援したいチームは日大三高、修徳、そして3年前野球部員14名という中、長野県大会を勝ち上がって甲子園の切符を手にした塚原青雲。3年ぶりに甲子園に出場です。全校生徒50名中、45人が野球部だそうです。この塚原にはベースボールキッズの瀧澤監督の息子さんも野球部に所属しているそうです。
また、日大三高のキャッチャーでキャプテンの秦君は江東区の元加賀出身。6年前に淀四との試合を組んだ時も彼はキャッチャーとして恐ろしいプレーを見せていました。セカンドへの送球は座ったままのホップするボールでセカンドへ、打てば戸山B面のレフトフェンスを超える大アーチ。今年西東京大会、神宮での決勝戦を見に行きましたが、その肩はますます強靭なものになっていました。そして今年高校野球で最強の一番打者、松島君は小金井サンライターズ出身、中山怜大君は杉並の方南ビッググローブス出身です。
8月10日付の朝日新聞の、選手にスポットを当てる「はま風」にこんなコラムが掲載されていました。

〜はま風〜 手でギュッと「お守り」
帽子のつばに破った校名 盛府大付 三浦怜一郎投手
僕は帽子。(←この言い回し、どこかで聞いたことありませんか?(笑))
でも、ただの帽子じゃない。盛府(もりふ)のエースで4番のお守り役だ。
2年生から一緒だ。扱いは少々手荒い。マウンドでつばをギュッと曲げられる。そうすると気が引き締まるみたい。
ただ力が半端じゃない。「筋肉お化け」と呼ばれているくらいだ。今の曲がりの癖は、直角よりも狭いかもしれない。
 この夏、そのつばに岩手大会で破った校名が書かれ始めた。初戦の相手主将が「絶対甲子園に行け」って見せた涙が心に残ったらしい。「相手の分も頑張らなきゃ」と、曲面に苦労しながら、きれいな楷書で書いてくれた。
 岩手大会で役立った。ご主人様はピンチですぐに熱くなる。それがつばの校名を見ると、スーっと落ち着く。破った相手。これだけ勝ったんだ、っていう自信。二つを思い出すんだ。甲子園まで6校分になった。
 だけど、明徳義塾の試合では全然見てくれなかった。先頭打者への死球で、そんな余裕もなくなっちゃったみたい。7安打5四死球、2回途中で降板。「甲子園は違う」って悔しそうだった。
 もう一緒にプレーする事はない。でも部屋に飾ってくれるそうだ。試合後のインタビューで、またつばをギュッと曲げて言った。「野球は続けます。まだ終わっていない」。僕もずっと見守るよ。

おわかりになりますか?昨年、卒団式の時に卒団生に渡したテープのエッセイと言い回しが似ているのです。

西新宿小学校のグラウンドより
ぼくは西新宿小学校のグラウンド〜〜〜〜〜〜〜
ぼくは君たちの頑張りぶりをずっと見ていたよ〜〜〜〜〜

いかがですか?かたや帽子を擬人化、かたやグラウンドを擬人化。同じようなことを考える人っているんですよね。(笑)

前置きが長くなりましたが、8月の活動報告をします。

8月1日は合宿最終日。午前中、海で泳いでから、お昼にカレーを食べてさあ、東京へ出発です。宿を出発して潮風王国でお土産を買って一路東京へ。帰りのバスの中ではみんな疲れたようでぐっすり寝ていました。
新宿へは5時過ぎに到着。日焼けした子供達の顔を迎えに来たご父兄も少しだけ成長した姿を見て安堵したようでした。

8日は12時からBが中野セネターズと練習試合。1点差で負けたもののとても引き締まった試合をしていました。特にセカンド、マーへの打球を横っ飛びで捕りアウトにしたのには驚かされました。ボブもほとんどフォアボールが無く、合宿でのフレールの試合といい、ここのところすごく成長してきています。またサードの雅も捕球してからファーストへの送球も安心して見ていられます。おにいちゃんと同じく大器晩成(または3000回転からのターボともいう。)の兆候が出てきたかな?(笑)
2時からのAの試合はヒットが出ていたにも関わらず打線が繋がらず、2:6で負け。守備では、ランナーフルベースの時、どのようにしてホームをアウトにするか、これが今後の課題になってきますね。4時半過ぎに学校に着いてしばらくミーティングをして5時過ぎに解散しました。この日は国家権力に伏せず戦ってくれた(?)水木コーチ、お疲れさまでした。

14,15日はチーム全休、特に日曜日は雨が振り、肌寒い一日でした。この週に合宿に行ったチームもあったと思いますが、生憎の天気で残念でしたね。
先日、あることがきっかけで井上ひさし氏が執筆した「ナイン」という文庫本を買ってみました。昭和41年頃の、新宿は四谷のチーム、新道少年野球団(当時四谷地区に存在していたチーム)のことが描かれていました。
21日は新子連の大会でした。ABともに試合は9時から。Aはエコーチャイルド、Bは新宿ドリームと対戦でした。
Aは1回の裏にエコーに1点先取されたものの、2回の表に同点にし、さらに裏にはまたまた1点を取られました。そして3回裏、フォアボールが続いた後、5番バッターにセンターにヒットを打たれ4点の失点。ここで1:5。今までのヤンキースであればこのままズルズルと試合が進み、負け試合が多かったもののこの試合では子供達が意地を見せ、4回に弘太郎、陸、駿のヒットや相手チームのエラーで4点奪取。5回にも1点、さらには6回、竜也、駿、龍太郎、健登、そして弘太郎のセンターオーバーの大ホームランで4点追加し、結果10:7で勝利を収めました。Bもドリーム相手に残念ながら負けたようですね。明日の敗者戦で頑張りましょう。
Aは続く12時20分からライオンズとの試合。1番竜也のヒットから始まり、龍太郎のヒットで2点先取。3回にも健登、そしてまたまた弘太郎のセンターオーバーのホームランで2点。しかしここで終わらないのがライオンズの怖いところ。案の定、3回裏にライオンズのヒット、フォアボール、デッドボールで、な、な、なんと9点取られ、逆転されました。が、しか〜っし、またまたここで終わらないのもヤンキース。5回表に駿のヒット、フォアボール、そして健登への敬遠(まじ?少年野球でそんなのあり?)続く5番弘太郎は残念ながら三振。(悔しかったね、弘太郎・・・)しかしヨッシー、祐樹のヒットなども含めて5点奪取で9:9の同点。
最終回ライオンズの攻撃はヤンキースの守備エラーでサヨナラ負け。負けたけどとても良い試合でした。試合の後、監督はみんなを集めて言いましたよね。「1点取ることの大切さ、1点失点することの大切さ。得点するのも失点するのもそれまでの試合のプロセスの中でのワンプレーの大事さを身にしみて感じたはずだ。ただ、夏合宿を過ぎて君たちは負けていても逆転するんだ、つまらない負け方はしないぞ!そういったメンタルな面でもテクニカルな面でも本当に強くなってきたと思う。その気持ちを忘れずに秋季大会に向けてがんばって行こう。」と。

そして続く22日は新子連敗者戦、相手チームは戸山ファルコンズ。

1回の裏、ファルコンズの攻撃でいきなり4点失点。しかしここはヤンキース。2回から5回まで無失点で抑え、5回ヤンキースの攻撃では健登のヒットから始まり、ヨッシー、祐樹、祥太のヒットで3点得点。さらには6回にはまたまた健登、弘太郎、祥太のヒット、祐樹の内野安打。さらには陸のライトへのホームランで5点得点。最終的に9:5で勝利しました。この日、ライトを守っていた陸は守備でちょっとしたミスをしました。バッターボックスに入る陸に対してベンチからはコーチたちがやいのやいのと陸に向かって叫んでいました。球審を務めていた監督は陸に小さい声で「陸、コーチたちの声は気にするな、そして自分のスタイルでバッターボックスに入って楽な気持ちでバットを振ればいい。陸のヒット1本でコーチたちを見返してみろ。」そう呟くと陸も小さな声で「はい」と。カウントワンツーのあとの4球目、ボールはど真ん中、その球を若干振り遅れていたもののライトオーバーに打ち込み、なんとホームラン。これには正直驚きましたが、打った本人もとても嬉しかったことでしょう。
今回、ちょっと妙な魔法を修得したかな?と勘違いしている監督です。いえいえ、実はですね、陸への声かけもそうなんですが、ライオンズと鶴巻ジャガースの試合の時、8:8の同点からサドンデスに持ち込まれました。表のライオンズの攻撃をジャガースが見事に抑えその裏ジャガースの攻撃。もちろんサドンですからワンアウトフルベース。バッターは5番原田君、彼は健登とともにオール新宿で活躍している選手です。ネクストバッターサークルに入っている彼を見ていて思わず本部席から彼のところに駆け寄りこう言いました。「オールの意地を見せてお前の1本で勝って来い。お前には出来るはずだ!(他のチームの子供をお前呼ばわり。(^^;) )」打席に入った1球目、バットに当たったボールは見事ライト前へのヒットでサヨナラ勝ち。この監督の声がけを自ら「ゴッドボイス」と命名させてもらいました。(笑)そういえば4年前、ヤンキースが鶴巻との3位決定戦で最終回裏、同点でツーアウト満塁。打者は自分の息子。同じネクストバッターサークルにいた息子に近づいて「男になって帰って来い、ヒーローになって帰って来い」と言いました。ワンストライクワンボールの後の3球目、打ったボールはショートへの強襲打。3塁ランナーが還ってサヨナラ勝ちしたこともありました。やっぱりゴッドボイス??因みにこの効力が発揮されるのは3年に1回のようです。(笑)
Bも敗者戦でエコーチャイルドに負けたものの5:6といい試合をしたようですね。
土日とも夜は中央公園の盆踊りで夜も子供達やコーチ、ママさん達と過ごしました。

28日はYYカップ番外編。西新井橋グラウンドで交流試合が行われました。8時半から5年生以下の試合。相手はグリーンライオンズとでした。結果は8:2。相手に勝たせてもらったような試合でしたが弘太郎がナイスピッティングをしてくれました。2試合目は6年生以下、台東レオーネとの試合、この試合も相手に勝たせてもらったような試合でした。
小雨で少し寒い一日でした。日曜日は雨で練習は中止でした。

〜「不可能」〜
「不可能」とは、自らの力で世界を切り拓くことを放棄した、臆病者の言葉だ。
「不可能」とは、現状に甘んずるための言い訳にすぎない。
「不可能」とは、事実ですらなく、単なる先入観だ。
「不可能」とは、誰かに決められることではない。
「不可能」とは通過点だ。
「不可能」とは、可能性だ。
「不可能」なんて、ありえない。
Impossible is nothing      モハメド アリ

監督はよく練習の時や試合の時に君たちに「こうしてみろ、ああいうことだってできるはずだ。」と言います。すると君達の口から出る言葉は、「無理だし・・・」ですね。最初から「無理」だと思ったら先の道には進めません。この言葉をよく口にする君!そこの君です!!(複数)よ〜く考えてくださいよ!
上の言葉はモハメドアリ(元世界ヘビー級チャンピオン)が世界ヘビー級チャンピオンに君臨した時のコメントです。無理=不可能ととらえても間違いではないでしょう。さらに言葉を足せば、「不可能」とは、努力を怠るものが言う言葉、とでも付け足しておきましょうか?いつも言っていますよね。「継続は力なり」「努力に勝る天才なし」と。秋季大会ももうすぐ始まります。今年最後の本大会、そして多くの上部大会に繋がる試合でもあります。今の君たちには絶対に出来るはずです。頑張りましょうね。


ここでヤンキースニュースレター合宿号を送ったかわぜんさんからお礼のお手紙がきましたので紹介します。

西新宿ヤンキース様

早速のお便りありがとうございます。子供たち一人一人のお手紙、楽しく読ませていただきました。沢山のお礼文、子供たちの素直な気持ちが伝わってきました。
子供たちみんなが、それぞれに楽しめたようで、とても安心しました。
普段は、大人のお客様が多いので、今回の子供向けの献立など、「子供たちに喜んでもらえるだろうか?」と少し心配していたのですが、思いがけず、お手紙では、「お食事が美味しかった!」という言葉を沢山頂き、とても感激しました。
またニュースレターでは、3日間の様子が写しだされ、子供たちの楽しそうな表情に、こちらとしても元気をもらいました。
私達も忙しいお盆休みのお客さんが終わり、またこれから大学生の皆さんの合宿の始まりです。そのような中での、皆さんのような子供たちの合宿は、また特別新鮮で活気があり、元気を与えられたような気持ちになります。まだ忙しい日々が続きますが、皆さんの「また、来年も・・・。」というお手紙の言葉を胸に、来年、また元気な皆さんに逢える事を楽しみにしています。
そして千倉での練習、試合の勝利を自信にして、また秋の試合でも団結して頑張って下さい。千倉から応援しています。
塚田監督さん、コーチの皆さん、父兄の皆さん、本当にありがとうございました。
また、この度は、ニュースレター、そして子供たちの温かいお手紙をお送り頂きありがとうございました。記念として大切にさせて戴きます。
来年、逢える事を楽しみにしています。


ニューかわぜん
仙波 スタッフ一同